トイレの手洗いの蛇口の水が止まらなくなってしまいました。
少し前からしっかりとハンドルをしめても水がポタポタと垂れてしまうようなっていたので修理することにしました。
水栓金具のメーカーはイナックス(今のリクシル)で製品型番は LF-503 でした。
リクシルのHPで交換部品を調べるとスピンドルを交換となっていました。
ゴムの部分だけは交換出来ないんですね。
スピンドルの部品番号は A-1991
Amazonで調べるとありました。今頼めば明日到着でしたので即注文しました。
LIXIL(リクシル) INAX 水栓用スピンドル部 A-1991
翌日の午後部品が到着しました。
LIXIL(INAX)A-1991 スピンドル部
水栓金具の修理を行う場合は絶対に先に水を止めましょう。水栓金具の下に止水栓がありますので必ず閉めて蛇口をひねっても水が出ないことを確認してから作業します。
部品交換中に間違ってネジなどを落とした時に排水溝に入らないようにスポンジでフタをしておきます。タオルでも何でもOKです。
ハンドルの横の丸いキャップを外します。フタの横に小さい穴が開いているので細いマイナスドライバーなどを差して持ち上げるようにします。
フタが少し浮いたらドライバーで引っ掛けて外します。
フタを外すと中にプラスネジが見えますのでプラスドライバーで緩めて取ります。
ネジを取った後、ハンドルを手前に引っ張ります。
ハンドルが取れると白いギザギザのついた丸い部品がありますので手前に引っ張ってとります。
スピンドルが見えました。
水栓用スパナかモンキーレンチを使って緩めます。
スピンドルをとったところです。
新旧のスピンドルです。
コマの部分がボロボロです。これじゃ水止まるわけないですね。
新しいスピンドルを差し込んで手で回していきます。
水栓金具用スパナかモンキーレンチで締め付けます。力いっぱい締める必要はありません。オーリングのパッキンが入っているので少し硬くなったところでOKです。もしも後で水がここから漏れてきたら増し締めしてください。
白い部品をはめます。はめる向きがあるので入らなかったら裏返してください。
ハンドルを水を止める角度になるようにはめてネジでとめます。
フタをして完成です。
止水栓を開けてハンドルを回して水が出ることを確認します。
ハンドルを閉めて水が止まることを確認します。この時にハンドルの付け根あたりから水が漏れてこないことを確認してください。もし漏れていたときはスピンドルを増し締めします。
トイレの手洗いの水栓金具の水漏れの修理でした。スピンドル交換の所要時間10分ほどでした。
簡単な修理ですので道具さえあれば出来ますので挑戦してみましょう。
なおスピンドルを頼むときは部品を良く確かめましょう。同じ製品でも製造年によって交換部品が違います。