トヨタの純正エンジンスターターにはアンサーバック機能がついているのですが
突然、動作しなくなってしまいましたので、その原因を調べてみました。
このエンジンスターターは2011年にトヨタのヴェルファイアを
新車で購入したときにつけてもらったものです。
もう10年使っていますので、そろそろ故障してもおかしくない時期ではあります。
不良の症状ですが、エンジンスターターからエンジン始動の操作をすると
液晶画面にアンテナから車へ向けて発信された電波マークが表示されます。
すると今までなら車に電波が届いたことを知らせる
車からアンテナへ向けた電波マークが標示されるのはずなのですが
電波のマークの上にバツ印がついた表示がされるのです。
このあと、今までであれば正常にエンジンが始動したことを知らせる
アンサーバック画面が表示されるのですが、それが表示されません。
このとき、車に行って確認するとエンジンは正常に始動しています。
リモートでエンジンは始動するのですがエンジンが正常に始動しているのか
確認ができないという状態です。
家の中からなので距離が関係するのかと思い車のすぐ横でもやってみましたが
同じ症状でした。
リモコンからエンジンを止めても同じでエンジンは止まるのですが
アンサーバックは届きません。
つまり送信はできるのに受信ができないということです。
そこでエンジンスターターの電池を取り出してみました。
裏蓋のネジを外すとボタン電池が見えます。
ボタン電池を出してみると2個入っていました。
電池のチェッカーで調べてみると使えませんの表示がでました。
どうやら不良の原因はボタン電池の容量がないことのようです。
さっそくボタン電池CR2032を2個、購入してきました。
新しいボタン電池を入れてエンジンスターターで始動してみました。
アンテナから車に向けて電波マークが表示されました。
すると今度は車からアンテナに向けて電波マークが表示されました。
そして数秒後、アンサーバックが表示されました。
なんと、トヨタ純正エンジンスターター アンサーバック不良の原因は
送受信機のボタン電池の容量が足りなかっただけでした。
送信が出来たので電池の容量が足りないとは思いませんでした。
送信より受信のほうが電池の容量の影響が大きいということなんですね。
もしも故障で新品に交換となれば部品代と工賃でかなりな高額だったはずです。
電池代だけで済んで良かったです。
トヨタの純正エンジンスターターの調子が悪くなったときには
電池の容量を測ってみることをオススメします。